Twitter for iPhoneというアプリがリリースされました。
iTunes で見るその名の通り、iPhoneで使うTwitterアプリで、Twitter,Inc.社によるもの、つまり公式アプリです。
これまでTweetie2という名前で350円で販売されていたものが、Twitter,Inc.公式のものとして無料になっています。
有料アプリだった今までも、その軽快な操作感からかなり人気のあるアプリでしたが、公式になりしかも無料ということで、ぐっとユーザー数が増えることと思います。
ずっとTweetie2ユーザだった僕にとっては、今回の公式アプリ化はなんだかとてもうれしいことです。
このエントリでは、Twitter for iPhoneの全機能について、画像付きで長々と紹介してみたいと思います。
評判の悪いところ
機能紹介の前に、Twitter for iPhoneには評判の悪いところが一つあります。これによって使わない人はぜったい使わないだろうから先に書いておくと、いわゆる非公式RTはできません。QTという形式になります。
あと、Tweetie2から変更されたアイコンがあまり評判がよくないようです。
Tweetie2 からの主な変更点
僕が気づいたところだけですが。
- アイコン
ツイッターの鳥になった。
- おすすめユーザー
Twitter,Inc.おすすめユーザーが表示される。英語の人ばっかり。
- アカウント管理
各アカウント画面右下の・・・から入るようになった。
- 日本語化
ちょっと気持ち悪いけど日本語化されました。
起動画面
「ログイン」、「今すぐ登録」、「おすすめユーザー」と「トレンド」が表示されます。

<起動画面>
「おすすめユーザー」を選択すると"Art & Design" 、"Books"などのカテゴリがアルファベット順に表示され、カテゴリを選択するとTwitter,Inc.のおすすめユーザーが表示されます。
英語の人ばっかりなので、日本語でTwitterする人にはあまり関係ないですね。何人かポチポチと見てみると、10万フォロワーの人なんかがいて、感心します。
ここに出てくる人はみんな1万人くらいは超えていそうでした。
英語圏でのTwitter利用は、日本とは一回り規模が違うのかもしれません。

<おすすめユーザーのカテゴリ一画面>

<おすすめユーザーが表示された画面>
ユーザー登録画面
アプリからユーザー登録ができます。
TwitterしてないiPhoneユーザーの方も気軽にできますね、無料だし。

<ユーザー登録画面>
試しに一アカウント作ってみました。
ユーザー名は15文字まではいるんですね。Twitterでは、Replyを送るときに送り先のアカウント名が、140文字の制限があるメッセージにはいりますから、短い方がいいですね。
すでに使っているメールアドレスでも作れました。
こんな注意書きも出ます。

<ユーザー名はよく考えて>
登録がすむと、「ようこそ」というタイトルの画面で、おすすめユーザーが表示されます。

そして自分のタイムラインが表示されます。
新アカウント、じんべいめがね (@jinbei_p_q_)は、現在フォローもフォロワーもゼロなので、寂しい限りです。

ゼロでは寂しくて、様子もわからないので、ここで元々持っている僕のアカウントでログインします。
他のアカウントの設定をするには、右下の・・・みたいな形のアイコンをクリックして、「アカウント管理と設定」をします。


<アカウント管理と設定に行く画面>
右上のプラスを押して、アカウント追加。多分起動画面でログインを選択してもこの画面になるんだと思います。

<アカウント追加画面>
タイムラインの表示
無事ログインが成功するとこういう画面になります。

このアプリの特徴として、画面を下に引っ張って更新すること。これ、なんだか癖になるんですよ。
画面を引き下げて

指をはなして更新

気持ちいいです。
画面下のメニューは左から、自分のタイムライン、自分宛のツイート(@ Mentions)、DM、検索、その他です。
ツイートする、ていうか「つぶやく」
右上の書き込むぞマークを押すと、「新しいツイート」の画面になります。

<「新しいツイート」の画面>
ふつうに書いて、右上の送信を押すとツイート。
文字数が表示されているところを押すと、メニューが表示されます。

カメラと写真アルバムは説明不要でしょう。
位置情報は、ツイートに位置情報を付加するかどうかオンオフ切り替えができます。
ユーザー名を押すと、フォローしている人のなかからの検索画面になります。文字を打ち込むたびに当てはまるユーザーだけ残るという、快適なインターフェイスですが、あんまり使いません。だって、返信以外でユーザー名入れることって、なかなかないですよね。


<ユーザー名検索画面>
ハッシュタグを押すと、最近のハッシュタグを入れろと求められます。
例えば僕は #run_jp をよく入れるので、rと打ってみると、 #run_jp が候補に表示され、それを選ぶことで新規ツイートに #run_jp が挿入されます。

<ハッシュタグ選択画面>
URLを短縮を選ぶと、URL短縮サービスを使ってツイートに含まれるURLを短縮してくれます。
短縮サービスは選択可能で、デフォルトではbit.lyによるj.mpです。
ツイートに対するアクション-返信、リツイート、お気に入り、ユーザー情報、リンクの処理、その他
表示されるツイートの上を横になでると、こういう画面になります。

左から、返信、リツイート、お気に入り、ユーザー情報、その他です。
その他は、引用して返信、リンクをツイート、メールで送信、翻訳する。
返信は、そのツイートに含まれるユーザー名が複数だと、「全員に返信」が選べるようになり、選ぶと@aaaaa @bbbb と並びます。
これって公式でありなんですね。
リツイートとお気に入りはTwitterの機能そのまんまです。
リツイートすると、他の人のツイートを自分のフォロワーに流すことができ、お気に入りの星をつけるとあとでお気に入りの一覧から見ることができます。
ユーザー情報はそのツイートをしたユーザーの情報に飛びます。
詳しくはあとで。
引用して返信はもとのツイートを""で囲んで返信する形です。
リンクをツイートは、Twitterではツイートごとに個別のURLが生成され、それをツイートするもの。
メールで送信、翻訳はそのまんまです。
検索
タイムライン画面下部、左から4つ目の虫眼鏡アイコンをクリックすると、検索画面になります。
ツイートかユーザーを検索とあるように、言葉でもユーザー名でも検索できます。
検索は保存することができ、保存したものは検索画面からワンタッチで再検索できます。


<#run_jpを検索した画面>
自分のアカウント情報、お気に入り、下書き、リスト
タイムライン画面下部、一番右の・・・アイコンをクリックすると、この画面になります。

プロフィールからは自分のプロフィールが見られます。

これは後述する他のユーザーの情報の画面とほぼ同じですが、右上の編集ボタンから編集が可能です。
お気に入りは☆をつけたものが一覧で表示されます。

余談ですが、僕が☆をつけているのは後で読むためがほとんどで、一部がなにかしら感動したものです。
お気に入りはRSSとして取得できるので、それをGoogle Readerに流して、もう一度見るようにしています。
下書きはこんな地味なところにありますが、大変重要な機能です。
新規ツイートを途中で書くのをやめて左上の閉じるを押して保存を選択したときと、圏外などで送信が失敗したときに、この下書きに保存されます。
圏外にいるときに書き貯めたりできます。

下書きに入っているものは、一つずつ選んで送ることも、全て送信を押してまとめて送ることもできます。
他のユーザーの情報
タイムライン上のツイートの上を横になでて表示される人型のアイコンから、そのツイートをしたユーザーの情報を見られます。

<ユーザーの情報>

右上の方のまたも人型が四角の中に書かれているようなマークを押すと、次の画面になります。
この画面からは、iPhoneの連絡先にTwitter情報を書き込むことが可能です。
もどって、ユーザー情報。

上から自分をフォローしているか、プロフィールが表示され、その次がリストに関する情報です。

<リストについての情報>
リストについての情報は、そのユーザーが作ったリスト、そのユーザーがフォローしているリスト、そのユーザーをフォローしているリストの3つが表示されます。
そのユーザーをフォローしているリストを見ると、どんなツイートが多いのかわかる場合が多いです。
それから、自分をフォローしているリストを見るのも楽しいですね。
連携サービス TweetBlocker
TweetBlockerはそのアカウントがスパムかどうかを判定するサービスです。このブログ書いている時点で、サービスが落ちているようですね。
A+とかBとかCとか言う具合で表示されます。
Webサービスなので、ブラウザからも使用可能です。
Tweet Blocker - Cleaning up the Twitterverse連携サービス Follow Cost
1日あたりの平均ツイート数などが見られます。あんまりツイートが多い人をフォローしちゃってその人ばかりで埋まってしまうのがいやだとか、全然ツイートしない人はフォローしたくないとか、そういうことの判断のために使います。

最近というのは、最新の100のツイート、1日あたりどれだけか、ということを出しています。
@reply指標は、ツイートに占める@の割合。
Webサービスなので、ブラウザからも使用可能です。
follow cost: Is that Twitter celebrity worth the pain?連携サービス Favstar.fm
Favstar.fmは、自分のツイートのうち誰かがお気に入りに入れたものを一覧にしてみることができるサービスです。
お気に入りに入れられると、うれしいもんです。

Webサービスなので、ブラウザからも使用可能です。
Most popular recent tweets連携サービス Overlapr
Overlaprは自分と他のユーザーがフォローしている人が、どれだけ重複しているかを見ることができるサービスです。
残念ながら、これもこのブログを書いている時点でTwitter for iPhoneから使用できませんでした。
Webサービスなので、ブラウザからも使用可能です。
Overlapr - Twitter User Comparisons連携サービス Tweeteritorites
Tweeteritoritesは、自分がフォローしている人が何をお気に入りに入れているかを見ることができるサービスです。
おっと思ったのをお気に入りに入れる人が多いのか、結構見ていて感心することが多いです。
Webサービスなので、ブラウザからも使用可能です。
Tweeteorites - Leaderboard設定画面 連携サービス
アカウント一覧から左下の設定を押すと設定画面に入ります。


<アカウント一覧画面と設定画面>
連携サービスの設定はこの通り。

画像サービスはyFrog、Twitpic、TweePhoto、Mobypicuture、Twitgoo、Posterous、img.lyから選択可能。
カスタムを使えばFlickrへの投稿も可能です。
参考
Tweetie 2用のFlickr写真アップサービス(API)「GDZLLA」登場! | matuダイアリー余談ですが、僕は画像をTwitterに投げるときは、Echofonという無料アプリを使っています。理由は短縮URLが
http://flic.kr/hogehoge とかっこいいから!
同様に動画サービス、URL短縮サービス、"あとで読む"サービスも複数から選択可能です。特にこだわりがなければ、デフォルトでいいでしょう。



上で紹介したtweetblocker等の連携サービスは、オンオフ切り替えが可能です。
設定画面 高度な設定
ここの機能、ぜんぜん知りません。いままでありましたっけ。ここからはまったく詳しくない解説です。

スクリーン回転のオンオフが切り替え可能です。
横にしていいことなんてないので、オフです。おー、これ知らなかった。うれしい新発見。

モバイル表示ツールでInstapaper Mobilizerを使うかどうかの設定ができます。携帯用のページに変換して表示してくれるサービスですね。
軽くなるけどレイアウトも変わってしまうので、僕はオフです。
画像の画質の設定は、アップロードする画像の画質を調整可能です。

TextExpanderは、TextExpanderという入力補助アプリを入れている場合に連携が可能になります。
iPhone 上の入力を補助してくれる TextExpander touch | Lifehacking.jpブックマークレットをインストールを押すと、Safariに移動します。

表示されたそのページをPost with twitterなどといった名前でブックマークした後に、ブックマーク一覧から編集を押してPost with twitterのアドレスのjavascriptより前をすべて削ってやると、ブックマークレットのインストールが完了です。
Safariで見ているページのURLをツイートに含めることができます。
以上です。
無料だし、とりあえずダウンロードしてみては、いかがでしょうか。